院長あいさつ

長沼たけもり眼科のホームページをご覧いただきありがとうございます。
これまで20年近くにわたり、大学病院から総合病院、クリニックとさまざまな環境で眼科診療に携わってまいりました。
そのなかで、眼科のない地域から通院される患者さんから、通院が大変であったり、どこの町の眼科にかかればいいのか分からないといった意見をいただく機会が多くありました。
そこで、以前から緑豊かな自然や美味しい食事、温泉が素晴らしく、プライベートでよく訪れ大好きな長沼町で眼科の地域医療に貢献できればと思い、この度ご縁あって開業させていただくこととなりました。
これまで培った経験を元に、日帰り白内障手術をはじめ、緑内障や網膜硝子体疾患、神経眼科疾患からコンタクトレンズ処方や小児の近視進行予防など幅広い疾患に対し、その多くを地元で解決し、地域の皆さんが受診してよかったと思っていただける眼科クリニックを目指してまいりますので、よろしくお願いいたします。
院長
経歴
- 1998年
- 大阪星光学院高等学校卒業
- 2005年
- 神戸大学医学部医学科卒業
- 2005年
- 江別市立病院
- 2007年
- 札幌医科大学付属病院眼科学講座
- 2008年
- 岩見沢市立総合病院
- 2009年
- 札幌医科大学付属病院眼科学講座
- 2010年
- 深川市立病院
- 2012年
- 岩見沢市立総合病院
- 2015年
- 苫小牧市立病院
- 2017年
- 医療法人社団彩光会 すずき眼科 副院長
- 2018年
- 医療法人社団彩光会 えにわ眼科 院長
所属学会および資格
- 日本眼科学会(認定専門医)
- 日本神経眼科学会(認定相談医)
- 日本眼科手術学会
- JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)
- ボトックス治療認定医
- オルソケラトロジー認定医
- iStent(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)認定医
診療案内
眼科一般疾患
眼科で一般的によくみられる、ものもらい(麦粒腫)や霰粒腫、結膜炎(感染性、アレルギー性など原因はさまざま)、ドライアイや眼精疲労など、幅広い疾患に対応しています。大きくて薬剤だけでは改善しない麦粒腫や霰粒腫については、外来や手術室で切開を行うこともできます。その他にも、目で気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
白内障
白内障とは、水晶体というカメラのレンズにあたる部分が白く濁ってしまう病気です。曇ったレンズでは鮮明な写真が撮れないのと同様に、ものが霞んで見え、視力が低下してしまいます。その他、まぶしさや複視(ものが二重に見える)などの症状を自覚することもあります。
治療方法は、手術によって濁った水晶体を取り除き、代わりに人工のレンズを挿入する治療が一般的です。当院では局所麻酔による日帰り手術を行っており、手術したその日のうちに帰宅できます。
※重度の白内障などリスクの高い症例や、認知症などで安全に手術を行うのが難しいと判断した場合は、総合病院などの他院を紹介させていただくことがあります。
緑内障
緑内障とは、眼圧が高い、もしくは眼圧が正常でも視神経が脆弱なことなどが原因で、視神経が傷んでしまい、視野が欠けてしまう病気です。初期には自覚症状がほとんどなく、長い年月をかけて少しずつ進行していくため、気がついたときには視野の半分以上が欠けてしまっていることもあります。したがって、早期発見・早期治療と、定期的な検査がとても重要です。
進行を遅らせるために眼圧を下げる点眼薬を使うのが一般的ですが、それでも進行が速い場合は、さらに眼圧を下げるために手術を行うこともあります。当院では、白内障手術とiStentを用いた緑内障手術の併用手術や、レーザー手術を行っています。
網膜硝子体疾患
眼球の中心部にある透明のゼリー状の組織を硝子体(しょうしたい)、一番奥にある、カメラのフィルムにあたる部分を網膜と言います。
網膜硝子体疾患は多数あります。当院では、加齢黄斑変性や網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫に対し、抗VEGF抗体の硝子体注射を、また、網膜裂孔やある程度進行した糖尿病網膜症に対してはレーザー治療を行っています。
網膜硝子体手術が必要な重篤な疾患に対しては、手術が可能な医療機関を紹介いたします。
眼鏡処方
合わない眼鏡をつけていると、ただ見えにくいだけでなく、肩こりや頭痛などを引き起こすこともあります。丁寧な検査による正確なデータを基に、患者さんの目に適した度数の眼鏡処方箋を発行します。処方箋は眼鏡店へお持ちいただき、適切な眼鏡をご購入ください。
コンタクトレンズ処方
コンタクトレンズはメーカーによって、さまざまな特徴があります。
患者さんのご希望をうかがい、検査結果をもとに、目の状態や年齢、見たい距離にあったコンタクトレンズを処方いたします。
※なお、コンタクトレンズの不適切な使用やネットなどで流通している粗悪なコンタクトレンズ使用による目のトラブルを避けるため、当院ではコンタクトレンズの処方箋は発行しておらず、当院で用意しているレンズの購入をお願いしております。(対応するメーカーや度数が無い場合は、注文となります)
小児の近視進行軽減
スマートフォンやゲーム、タブレット端末の利用増加に伴い近方を見る時間が増えた結果、近視の児童の増加が社会問題となっています。当院では、小児期の近視進行を軽減させることを目的に開発されたマイオピン(低濃度アトロピン)点眼を取り扱っております。(自由診療)
■費用
・1カ月毎に検査、診察、点眼薬(マイオピン)処方
検査+診察+点眼薬0.01% 1本 5,500円(税込)
検査+診察+点眼薬0.025% 1本 6,000円(税込)
・3カ月毎に検査、診察、点眼薬(マイオピン)処方
検査+診察+点眼薬0.01% 3本 12,000円(税込)
検査+診察+点眼薬0.025% 3本 13,000円(税込)
※点眼後しばらくの間、まぶしさを感じたり、近くのものを見る時にぼやけて見えることがあります。